2003年 10月 30日
マルガリータ
マルガリータ。
この名を聞いて、白いカクテルが想像できる人も多くいるでしょう。
でもこのカクテルの名前が、女性の名前だと知っている人はそんなに多くないんじゃないでしょうか?
マルガリータ・カクテルは、1949年にアメリカで催された、ナショナル・カクテル・コンテストで、見事優勝した作品です。
このカクテルの作者は、L.A.のレストラン「テール・オ・コック」のバーテンダー、ジャン・デュレッサーです。
でも彼はなぜ、こんな女性の名前をカクテルにつけたんでしょうか?
50年以上も前の話なので、真実のほどは歴史のベールの彼方ですが、諸説あるうちで私が信じている説(多分これが真実)をご紹介しましょう。
ジャンがまだ若い頃、彼にはメキシコ人の恋人がいたといいます。
1926年、二人は自分たちの住むカリフォルニア州の隣、ネバダ州バージニアに狩猟に行ったのでした。
狩猟場には彼らの他にも、多くのハンターが休暇を過ごしに来ていました。
ピクニック気分で休暇を満喫する二人。
ところがそのとき、突然、彼女が声を上げて倒れてしまいました。
そう…、不幸にも彼女は、他の狩猟者の流れ弾に当たってしまったのです。
あわてて彼女を抱きかかえるジャン。
彼の介抱もむなしく、彼女はそのまま、彼の胸の中で天国に召されました。
後年、彼はテキーラをベースにしたカクテルを考案します。
その時、彼は思いました。
「テキーラは亡くなった彼女の国の酒だ。このカクテルを彼女に捧げよう。」
彼女の名はマルガリータ。
テキーラを使ったカクテルの傑作の裏には、こんな悲しい恋物語があったのですね。
◆マルガリータ
・テキーラ (30ml)
・ホワイト・キュラソー (15ml)
・ライム・ジュース (15ml)
・食塩 (スノースタイル用に少々)
(注:本来テキーラはライトタイプ(色の透明なもの)を使うのだが、現在はメーカー側の都合で、ダークタイプ(色が琥珀色)のものが大半となっている。
非常に近いうちに、このオリジナルな白いマルガリータが飲めなくなるかもしれない。飲みたい人はお早めにバーへどうぞ)
この名を聞いて、白いカクテルが想像できる人も多くいるでしょう。
でもこのカクテルの名前が、女性の名前だと知っている人はそんなに多くないんじゃないでしょうか?
マルガリータ・カクテルは、1949年にアメリカで催された、ナショナル・カクテル・コンテストで、見事優勝した作品です。
このカクテルの作者は、L.A.のレストラン「テール・オ・コック」のバーテンダー、ジャン・デュレッサーです。
でも彼はなぜ、こんな女性の名前をカクテルにつけたんでしょうか?
50年以上も前の話なので、真実のほどは歴史のベールの彼方ですが、諸説あるうちで私が信じている説(多分これが真実)をご紹介しましょう。
ジャンがまだ若い頃、彼にはメキシコ人の恋人がいたといいます。
1926年、二人は自分たちの住むカリフォルニア州の隣、ネバダ州バージニアに狩猟に行ったのでした。
狩猟場には彼らの他にも、多くのハンターが休暇を過ごしに来ていました。
ピクニック気分で休暇を満喫する二人。
ところがそのとき、突然、彼女が声を上げて倒れてしまいました。
そう…、不幸にも彼女は、他の狩猟者の流れ弾に当たってしまったのです。
あわてて彼女を抱きかかえるジャン。
彼の介抱もむなしく、彼女はそのまま、彼の胸の中で天国に召されました。
後年、彼はテキーラをベースにしたカクテルを考案します。
その時、彼は思いました。
「テキーラは亡くなった彼女の国の酒だ。このカクテルを彼女に捧げよう。」
彼女の名はマルガリータ。
テキーラを使ったカクテルの傑作の裏には、こんな悲しい恋物語があったのですね。
◆マルガリータ
・テキーラ (30ml)
・ホワイト・キュラソー (15ml)
・ライム・ジュース (15ml)
・食塩 (スノースタイル用に少々)
(注:本来テキーラはライトタイプ(色の透明なもの)を使うのだが、現在はメーカー側の都合で、ダークタイプ(色が琥珀色)のものが大半となっている。
非常に近いうちに、このオリジナルな白いマルガリータが飲めなくなるかもしれない。飲みたい人はお早めにバーへどうぞ)
by ex_kazaguruma
| 2003-10-30 10:00
| 料理・食べ物
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