思いつくことを思いついたときに。心のかざぐるまをまわそう。


by ex_kazaguruma
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戦車クルーは大変

 第二次大戦時のドイツ戦車兵は、非常に高度に訓練されていました。
 どんな役割の人が乗っていたのか、ちょっと紹介しましょうか。

 まず、装填(そうてん)手。
 戦車長の指示に対し、最も適切な砲弾をチョイスして、大砲に詰める人です。
 体力が必要なので、一般的には若い下っ端(?)が受け持ちます。
 次に、通信手。
 通信機の操作を引き受けます。また、簡単な電気系統のメンテナンスもしていたでしょう。
 戦車によってはこの人の座席の前に機関銃が据え付けてあったので、その操作もしました。
 そして砲手。
 大砲の照準・発射を行う人です。砲塔の回転操作もこの人の役割でした。(回すのは一般に電動もしくはエンジン動力)
 非常に沈着・冷静さが要求され、戦車の生死を分けるキーパーソンの一人です。
 さらに操縦手。
 一般的には、砲手かこの操縦手が戦車長の副官です。
 戦車を動かすという特殊な操縦技術が要求されるのと、いちばん前方の様子が見える人なので、肝っ玉が据わっていないと勤まらない役目でした。
 最後に戦車長。
 この戦車の責任者です。戦車はすべてこの人の判断で動きます。
 不屈の精神力と高い洞察力が必要な、過酷な役目でした。
 攻撃に出るか、防御に転じるか、またその結果生きるか死ぬかは、すべてこの人の判断にかかっていました。

 一般的には、いちばん高いところから外の見える戦車長が、敵の第一発見者になります。
 戦車戦では「先に相手を見つけたほうが有利」なので、いかに早く敵を発見するかがクルー全体の生き残りのカギとなります。
 ただ、戦車の砲塔上部にある司令塔(戦車長用の出入り口があるところをこう呼びます)から頭を出して敵を探す戦車長も多かったため、ライフルで頭を狙撃されるケースも多かったようです。
 戦車長の任務は、かくも過酷なものだったんですね。
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by ex_kazaguruma | 2003-10-07 10:00 | ミリタリー | Comments(0)