虹色のかざぐるま


スモーカーズ・フェイス

 ついこの間、行きつけの居酒屋さんに、めずらしく2人組の女性が入ってきました。
 年齢は20代後半から30代前半くらいでしょうか。

 それまでカウンターには、私一人しかいませんでしたので、とりあえず私の周りのタバコ煙の濃度はギリギリ許容範囲内でした。
 ところが、その2人組の顔を見た瞬間、私は残っているビールをそそくさと飲み干し、お勘定の催促をしたのです。
 一人はわりと細身で、上手に色白に見せる化粧をしていましたが、目の下のクマと2重のたるみが隠せようはずはありません。
 他方はちょっと太めさんですが、頬の辺りの不自然な凸凹と、目の下のたるみは最早疑う余地はありません。
 そう、彼女らの顔は、明らかなスモーカーズ・フェイスだったのです。
 ここでタバコを吸われては、ガマンの限界を超えます。
 しかも2人ということは、2人が同時にタバコを吸い始める可能性が非常に高いということです。

 私が勘定を払っている間に、太めのがタバコを取り出しました。
 すると他方も、あわててカバンの中をまさぐるようにタバコを探します。
 太めのがタバコに火をつけると、細めのもタバコをくわえ、カウンターの内側に向かって2人がブワーッとタバコの煙を吐いた直後、私の足は店の外へ出ていました。

 タバコは、人の顔をも醜くゆがめます。
 あなたの顔は大丈夫ですか?
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# by ex_kazaguruma | 2003-09-03 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)


ういろう

 名古屋名物としてあまりに有名だけど、私はこれに異論を唱えたい。
 このういろう(漢字では「外郎」、旧仮名遣いでは「うゐらう」)という食べ物、実はその発祥や変遷には諸説あって、本来は小田原が発祥のようだ。
 名古屋でオンエアされているラジオCMによれば、ういろうは、14世紀半ばに亡命してきた、明(現中国)の陳宗敬(ちんそうけい)が、日本に伝えたということになっている。
 つまりこの陳宗敬の子孫が、「外郎家」を名乗って現在の小田原で外郎を売っているというもの。
 この「ういろう」の名称の扱いについては、小田原の外郎家と名古屋のういろう会社で最高裁まで争われた。(すごいね)
 結局は、外郎は「固有名詞ではなく一般名詞」ということで、けりがついたらしいです。

 名古屋人(私自身は正確には名古屋土着ではない)には、ういろうを名古屋の特産品(?)って思っている人が多いだろうけど、探してみると日本中にけっこうあるんだね。
 さっきあげた、小田原。それに三重の松坂。山口、宮崎あたりにもあるかな。
 むしろ特産品としては、内朗(ないろ)のほうが適役かもしれない。
 これは、ういろうと羊かんをハイブリッドした和菓子。
 個人的には外郎より、断然上品で和菓子っぽくておいしいと思う。
 (ちなみに「ないろ」は、登録商標で固有名詞扱いだと思った)

 名古屋土産に、ぜひどうぞ。(^^)
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# by ex_kazaguruma | 2003-09-02 10:00 | 料理・食べ物 | Comments(4)


手羽先

 手羽先は名古屋名物っていうけど、名古屋が発祥かどうかは不明です。
 本来なら食べるべき箇所ではないところを、うまく調理して食べるあたりは、ホルモンにも共通するところがあるにはあるけどね。

 名古屋じゃたいていの居酒屋さんが、この手羽先をメニューに入れてるね。
 注文する人が多いので、看板メニューにしている店だってけっこうある。
 個人的には「風来坊」という店の手羽先が、いちばんおいしいと思うな。
 ただ私は、あまり好きな料理ではありません。
 理由は、両手を汚さないと食べられないということと、もともと大きな筋肉の付いていない箇所なので、大して食べ応えはないということ。
 あとは、コショウとかがきつめにかかっている場合が多いから、私にはちょっと辛いってことかな。
 ビールは進むけど、カロリー高過ぎだし。
 もし、同じ味の普通の唐揚げと手羽先があったら、迷わず普通の唐揚げを食べるな。

 手羽先の「食べ方」は、一応あるにはある。
 まず、くの字に曲がっている手羽先の真ん中(曲がっている関節部分)をちぎって、先の部分を捨てます。(根元(体側)しか食べないんだよ)
 で、ちぎった部分をまっすぐ口に入れて、2本の骨の間から、肉を抜き取るように食べる。
 慣れればどってことないんだけど、両手が汚れるのは難点。
 手を拭かないと、酒が飲めないからね。
 中には、手羽先を左手で持って、関節部分を歯で噛んでちぎる人もいるよ。
 確かにこれだと手は汚れないけど、口の周りがね。
 何しろ相当な慣れが必要だし、女性じゃちょっとできないだろうしね(笑)。
 手羽先は全体の30%くらいしか食べないものだから、当然ゴミ(ガラ)が出る。
 わりとたくさん食べるから、テーブル上がごたごたするのもマイナス点。

 う~ん、こうやって書くと、「おいしいもの」じゃないような感じだけど、名古屋に来たら一度はお試しください。
 最近は関東あたりでも出回っているみたいだから、食べ方を練習するにはいいかもね。
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# by ex_kazaguruma | 2003-09-01 10:00 | 料理・食べ物 | Comments(0)


ひつまぶし

 前回、赤味噌(豆味噌)の話をしたので、今日は別の名物ね。
 名古屋発祥で全国区になりつつある食べ物としては、「ひつまぶし」があるでしょう。
 これは、うなぎの蒲焼を小さく刻んで、ご飯と混ぜて食べるというもの。
 関東風の蒲焼はやわらかいので、しゃもじなどで混ぜると崩れてしまう感じがするのですが、ひつまぶしに使う蒲焼は関西風の直焼きですので大丈夫なのです。

 ちなみに何でこんな食べ方をするのでしょうか?
 そんなに歴史のある食べ方なんでしょうか?

 実はこれ、現在も名古屋にある老舗のうなぎ屋さんの三代目(現在は五代目)主人が、戦前に 「開発」した食べ方だといわれています。
 私が推察するに、こんなストーリーがあったのかもしれません。

 当時うなぎなんて貴重品だったでしょうから、それは仕入れに気を使ったことでしょう。
 ところが、品質の安定したうなぎが、なかなか手に入りづらい。
 いいのだけ選別して使うと、無駄がかなり出てしまうだろうし、値段を上げないとやっていけない。
 そこで、主人は考えたのではないでしょうか。
 何とか品質を安定させて、おいしく、値段を上げずに… そんな方法はないものかと。
 主人が思いついた方法。それは…
 「うなぎを混ぜてしまえば、何とかなるかも。」

 ひつまぶしの歴史は60年そこそこ。
 名古屋のうなぎ屋の中には、ほとんど「ひつまぶし」だけでやっている店もあるほど。
 そうそう、ひつまぶしはどんぶりではなく、おひつに盛られてくるので、自分で茶碗に盛るんですよ。
 これを3杯ほどに分けて食べるとよいといわれています。
 ちなみに、一般的なひつまぶしの食べ方は、次の通り。
 最初はしゃもじでおひつの中身を適当に混ぜます。
 1杯目はそのまま頂きます。
 2杯目は薬味(あさつきとかシソの葉やワサビなどが付いてます)をかけて頂く。
 3杯目は薬味と、お茶(出し汁やお湯のところもある)をかけて、お茶漬け風にして頂く。

 店によって食べ方がずいぶん違う場合もあるので、分からないときはお店の人に聞いてみて下さいね。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-31 10:00 | 料理・食べ物 | Comments(0)


ご当地名物

 私は名古屋に住んでいるので、さぞかし名古屋の食べ物が好きなんだろうとお思いの方も多いのではないですかね?
 ところで、「名古屋の食べ物」っていうと、何を想像します?
 味噌カツ、天むす、味噌煮込みうどん、スパゲティ・ナポリタン(イタリアン)、きしめん、赤だし味噌汁、えびせんべい、うなぎのひつまぶし、あんかけスパゲティ、手羽先、後は…
 まだあるけど、固有名詞になっちゃうからなぁ。
 ここに挙げたうち、天むすは三重県の津が元祖だってことだし、スパゲティ・ナポリタン(イタリアン)は、岐阜県が元祖だそうです。

 私が特に好んで食べるのは、赤だし味噌汁くらいかな。
 名古屋は全国でも数少ない、豆味噌(赤味噌)の文化圏です。
 東海三県(愛知、岐阜、三重)は赤味噌文化圏といわれていますが、正確にはもっと狭く、岐阜は愛知よりの南部、三重も愛知よりの北部だけでしょうね。
 人口的には米味噌のほうが圧倒的に多いので、この地方の人が他のお味噌文化圏に移住(?)すると、けっこう苦労することになります。
 私も若い頃、関東に住んでいたことがありますが、当然、お味噌の主流は白かミックス。
 近くの大型スーパーへ行っても、豆味噌は棚の端っこに細々と置かれているのみでした。

 最近、豆味噌の持つ健康パワーが見直されています。
 豆味噌を食べなれない人のために、いろんな料理法も“開発”されているようですよ。
 一度、お試しあれ。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-30 10:00 | 料理・食べ物 | Comments(0)


パソコンも暑い?

 奈良から戻ってきました。
 奈良も暑かったけど、名古屋も相変わらずですな(ーー;

 皆さん、お家で使っているパソコンの温度って気になったことありますか?
 デスクトップ型を使っている人はほとんど気にする必要はないけど、ノートブックの場合は、あまり熱いと動作が不安定になったりして危険です。(燃えることはない、念のため(笑))
 これは熱暴走と呼ばれるものですが、夏に空調のない、もしくは弱い部屋で長時間使っていると、発生する可能性があります。

 デスクトップにも熱暴走の危険性はあるんですが、デスクトップはガタイが大きいので各部品間の距離が開けられることと、大きな冷却ファンが取り付けられることで、温度上昇がノートほど深刻ではありません。
 半面、ノートパソコンは、小さな場所に部品を詰め込んであるのと、冷却ファンの容量も小さいので、温度上昇の問題は深刻です。
 (ただし、ノートパソコンはそのボディ全体で放熱する仕組みにはなっている)
 特に最近の高性能CPUを搭載したものは熱をたくさん発生するので、できれば何らかの対策を講じたほうがよいでしょう。
 もしパソコンのフタを開けてCPUに触ったとしたら、ヤケドするくらい熱いんですよ。

 ノートパソコンの温度対策グッズは、コンピュータの周辺グッズメーカーからいろいろと発売されています。
 吸排熱ゲルを封入したノートパソコンの下に敷く座布団みたいなのや、きちんと冷却ファンの付いた本格的なものまでさまざまです。
 私はこの座布団タイプのを使っています。(値段は¥2000前後)
 Yahooなどのインターネットショッピングでも見つけられますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-29 10:00 | グッズ情報 | Comments(0)


朝食バイキング

 私の泊まっているホテルの朝食はバイキング形式です。
 もともと大食漢でない私は、バイキング形式の時は注意します。
 たくさん取り過ぎて、食べられなくなってしまうんですよね。

 で、見ていると、ある傾向があることに気が付きます。
 男性でも女性でも、太っている人はたくさん取って来ます。
 お皿に隙間なく盛って、見ているこっちが「大丈夫かな?」と思ってしまう人も少なくありません。
 痩せている人は、一口ぐらいずつ、たくさんの種類を取って来ます。
 これは、おかずやデザートに限らず、そんな傾向があるようです。

 以前、ある本で「痩せられない人は『太る脳』を持っている」という記事を読んだことがあります。
 もしかしたら、こういうこともその「現象形態」なのかもしれません。
 おいしそうなものを、「目が食べる」という感覚なのですね。
 自戒も含めて、注意したいと思いました。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-28 10:00 | 旅行 | Comments(0)


今、奈良にいます

 興福寺の近くに宿を取っていますが、奈良という街は不思議です。
 何百年も前の建物と、建ったばかり建物が同居しているんですから。
 同じことは京都を始め、多くの古建築物を抱える都市でもいえますが、何しろ新旧の年齢差は京都よりあるのが特徴です。
 京都は“まだ”1200年あまり“しか”経っていませんが、奈良には京都に遷都される前の建築物もたくさんありますからね。

 今回は聖徳太子で有名な法隆寺や、高松塚古墳のある明日香村には行かない予定です。
 基本は奈良市。それもこの奈良公園や奈良町周辺でのんびりしようと思っています。

 あ、この奈良町近くで有名な居酒屋さんを紹介しましょうか。
 ここは蔵を改造した居酒屋さんで、とても古い居酒屋さんです。
 一押しは、「肝焼き」と「焼き鳥」です。
 え? そんなのどこにでもあるって?
 いえいえ。ここの肝焼きと焼き鳥はちょっと違います。
 普通の串に刺して焼いてあるのを想像して注文すると、まったく想像を裏切られます。
 なんと、ここの肝焼きは、串には刺していないばかりか、「煮込んで」あるのです。

 つまり、鳥のレバーを一度焼いて焦げ目をつけた後、醤油と味醂・砂糖をあわせたとろとろの汁で煮込んだものなのです。
 この味はうなぎのたれに酷似していて、うまくいけば家庭でも作れそうですね。
 しし唐をいっしょに煮込んで青みを加え、木の芽を飾って仕上げます。
 私もこの味と調理法には、少なからずショックさえ覚えました。
 それほど印象が深く、ここへ来るたびに必ず食べます。
 今日も今から行くんですよ。(^^)

 お店の名はその名も「蔵」です。
 奈良市内へおいでになった際は、ぜひお立ち寄りください。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-27 10:00 | 旅行 | Comments(2)


止まっています

 奈良で飲んでいます。
 今日の奈良はわりと天気がよく、いわば観光日和です。
 やっぱり今日も行ってきました。「蔵」です。
 今日はとてもいいことがありました。

 私の隣に、4人のお客さんがいました。
 2組のご夫婦。そう、親子のご夫婦です。
 4人が居酒屋でおしゃべりしながら飲んでいます。
 とっても暖かいですよね。
 私がびっくりしたのは、そのお母さん(ようはお姑さん)が、おでんを注文するときに言った言葉です。
 「主人にも、これとこれをお願いしますね。」

 なんてステキな言葉でしょう。
 ご夫婦の年齢は(おそらくは)70過ぎ。
 そんな中で、自分の連れ合い(ご主人)を、ごく普通に「主人にも…」なんて。
 しばらくそのご家族とお話しして、楽しい時間を過ごしました。

 「時が止まったかのような楽しさ」を実感した私です。
 なぁんだ。
 私にも、時を止める魔法が使えたんだね。(^^)
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-27 10:00 | 旅行 | Comments(0)


時計よもやま話(2)

 またまた時計の話です。
 前は時計の共通点を探して、「右回り」ってことを見つけたね。
 でも、もうひとつあるでしょ?
 それは、「大小の針が2本で時分を表す」ってこと。
 中には秒針が付いていて3本針のものもあるね。

 時計の元祖は日時計のため、本来は時計の針は1本だった。
 ヨーロッパにある古い教会の壁に作りつけてあった、針のなくなった時計の機械部分を調査したら、なんと1本針だったってことが分かった例だってある。
 昔は生活するのに、「分」の単位はアバウトでよかったんだ。
 生活が忙しくなるにつれ、時計の文字盤の目盛りは細かくなり、針も2本必要になった。
 きちんと「分」まで意識しないと、日常生活がおぼつかなくなってきたんだろうね。

 ちなみに、1本針の腕時計も製品としてあることはある。
 これはもちろん、デザイン上の問題だが、プライベートタイムに腕につけるにはうってつけの時計かもしれない。
 この時計のいちばん細かい目盛りは5分。

 この時計をつけていれば、「今何時ですか?」と聞かれて、
「9:32。もうすぐ30秒です。」なんて無粋な答え方をすることがない。
 「今何時ですか?」と聞かれたら、
 「9:30くらいですね」と、自然に答えられると思うよ。
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# by ex_kazaguruma | 2003-08-26 10:00 | 時計 | Comments(0)

    

思いつくことを思いついたときに。心のかざぐるまをまわそう。
by ex_kazaguruma
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