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思いつくことを思いついたときに。心のかざぐるまをまわそう。


by ex_kazaguruma
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三大悪

 農作物を作るうえで大切なもの。
 農業に携わる方ならば、いくつかを即答状態で答えられると思います。
 さらにその中でも基本的でかつ重要な要素は何かと絞込みを求められたとき、おそらく次の要素を答えられるでしょう。

 まずは土壌。土ですね。
 健康で安全な土壌があって初めて、美味しく安全な農作物が作れるというのは基本中の基本。病んだ土ではどれだけがんばってみても美味しく安全なものは採れません。最近では健康な土壌を作るために、地域全体で努力しておられるところも少なくないと聞きます。
 それほどこの土壌の大切さは、疑う余地のないところだと思います。

 土壌と同じくらいに重要なもの。そう、水ですね。
 どれだけ健康で安全で肥沃な土壌があったところで、農作物が吸い上げる水が病んでいては全くお話になりません。最近、ゴルフ場近辺の畑が病んでいるといわれるのは、ゴルフ場の芝生を維持するために用いる大量の農薬が水とともにゴルフ場から染み出し、近隣の田畑の安全性を脅かしているからなのです。土壌と同様、水もその地域全体で安全性を確保する必要があります。

 これら二大要素は日本でも非常に問題になっており、農業に携わる方々はまずこの二大要素について安全性を確保しようと躍起になっているという状態ではないでしょうか。
 しかし日本に入ってくる安い農産物の中には、絶望的な状態の土と水で作られたものが少なくないようです。

 私はよく「なぜ国産よりも安いと思う?」という質問をいろんな方にしますが、そのときの答えはほぼ一様に「日本よりも労働力が安いからでしょ?」というものです。これは完全に思考停止しているという以外にありません。
 私はさらに「もし同じ労働力でたくさん作れれば、それだけ安くなるんじゃないの?」と続けると、「でも生き物(農作物)が相手だから、そんな収穫量が増やせるわけないと思う。」という答えが返ってきます。
 逆にいえば「収穫量を飛躍的に高める何かを使って、日本よりも安い労働力で作れば、劇的に安いものが大量にできる。」ということを意味しますね。それを実現するマジックなものは何か。農薬ですよ。
 農薬は日本だって使っています。一定量の収穫量を見込まなければならない事業としてやっている以上、農薬をゼロにすることはできませんが、その量や種類は法で厳しく規定されています。
 しかし海外の農産物の中には、大量の農薬を使って収穫量を確保し、あまつさえ日本では禁じられている強力な薬物を使用しているものだってたくさんあるのもまた事実です。

 もしあなたが「そんなことは生産者としてのモラルが問われる。結果的には自分で自分の首を絞めることになる。」という考えがまず思い浮かぶのであれば、あなたはまだ善良な日本人であるということで、安心していただいていいでしょう。
 三大悪の二つは上の通り土と水です。では三つ目は何なのか。お分かりですね。
 病んだ土と水を使って農作物を生産しても痛まない心。生産者としてのモラルなのです。
 土と水とモラル。この三つが崩壊している現場からは、我々の常識を超えた大量の安い農作物が生産できるのです。だってそうでしょ?
 そんな現場から生産されたものに、安全性を求めるほうがおかしいんですよ。
 安さと安全性は逆比例するという理屈はこの日本では通用しないことでありますが、逆にいえばそれが世界の常識ということなんですね。
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by ex_kazaguruma | 2010-02-14 17:06 | 料理・食べ物 | Comments(6)
 前回、ファーストフード店で売られているチキンナゲットを想定して、その中身について書いてみましたが、そもそもこのチキン・ナゲットの本来の姿は【chicken nugget】の名の通り、鶏肉を挽いて小さなかたまりにしたタネを170℃くらいの油でカラッと揚げた料理です。タネに玉ネギを混ぜ込んだり、パサツキ感が嫌な場合は豚ばら肉をいっしょに挽いてもいいようですね。

 と、本来はこのように素材さえ間違えなければ安全で作り方も非常に簡単な料理なのですが、コストや味、保存や形の統一などなどをクリアしようと思うと、前回のようなタネになってしまうのです。
 しかし、実はあれでも非常に優良で真面目な品質のものについての解説なんですよ。

 チキンナゲットのタネに使われる鶏肉は既に加工してあります。これがポイント。
 日本の検疫体制では、対象となるのは生肉だけで加工肉はフリーパスというザルぶり。つまりヤバイ肉だって現地で加工肉にしちゃえば、“なんでもありあり”で日本に輸入された結果、我々の胃袋に収まってしまいます。
 日本に輸入されているチキンナゲットのタネの主な生産国はどこか。もうお分かりでしょ。
 日本に住んでいる日本人は、日本人の感覚・モラル感を持っていて、その外れ方もある程度想像がつきますが、かの国は別。我々の常識は全く通用しません。
 かの国の食品加工工場の80%が、従業員10人以下の零細企業で、お世辞にも品質管理が出来ているとは言えない状態。実際、かの国国内で出回っているチキンナゲットにもヤギの肉やネズミ、ネコの肉が混ぜてあったなんて例はいくらでもあるようです(数年前、日本で売られているチキンナゲットのDNAを調べたら、ヤギのDNAが検出されたという事実もありましたね)
 また土壌など環境汚染は日本の比じゃないくらい深刻で、鳥インフルエンザなどの疫病で死んだ鶏の肉(病死鶏肉といいます)の80%がかの国国内で“消費”されているという事実もあります。

 チキンナゲットなんてフードプロセッサとフライが作れる環境があれば難しい料理じゃありません。
 気になる人はファーストフードやコンビニから、自前製作にシフトしていただきたいですね。
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by ex_kazaguruma | 2010-02-11 09:37 | 料理・食べ物 | Comments(2)

言動不一致

 しばらくはこちらを主にと言ったまではよかったのですが、ネタがなくって放置状態のこのブログ…
 これからもう少し頻繁に更新するよう、心掛けます。
 よろしくね。
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by ex_kazaguruma | 2010-02-11 08:49 | ご挨拶 | Comments(0)