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思いつくことを思いついたときに。心のかざぐるまをまわそう。


by ex_kazaguruma
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鬼畜

 凶悪犯罪が増えています。
 例えば、金が無いから人の金を盗むとか、恨みのある人を殺すとかは、今に限らず昔からあったことです。
 もちろん、これは許されることではありませんが、同情できなくもない部分があります。

 ところが、ここ数年報道される凶悪犯罪。あれはいったい何か?
 行き当たりばったりの、まったく見ず知らずの人間を殺傷する。
 子供を誘拐して、自分の楽しみのために拉致・監禁する。
 自分の子供の目の前で、離婚調停中の妻を刺し殺す。
 などなど、世間では一般に「鬼畜」と言われていることですね。

 世の中には「鬼畜」と言われることに快感すら感じる「もの」がいるようです。
 これは、鬼畜という言葉がもつ、一種のカッコよさ(鬼という言葉に反応しているのでしょう)があるのかもしれません。
 いったい鬼畜とはなにか?
 鬼畜とは本来、人間に虐げられた動物の集合霊で、人間に復讐するために妖怪変化したものを指します。
 ここでいいたいのは、鬼畜にすら人を殺傷する「理由」があるということです。

 昨今の凶悪犯は、もはや鬼畜ですらありませんよ。
 もちろん、人間でもありません。
 この地上に、理由もなく他の者(動物でも)の命を奪うものは存在しません。
 この「もの」に対する感情は、怒りなどという陳腐な言葉では表現できないのです。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-30 10:00 | 日々雑感 | Comments(0)

寛容な社会

 日本は公衆道徳の意識が、欧米に比べて低いといわれて久しいですね。
 それでも、1960年代はまだまだ今に比べて、意識付けができていたと思います。
 それが20年後の1980年代辺りから、急激にダメになったような気がします。
 いったい何をきっかけに、そうなってしまったのでしょうか?
 「道徳」授業の撤廃などいろいろいわれていますが、広い意味で「寛容になりすぎた社会」があげられると思うのですよね。
 やさしさの世代を通って、何でもありありの人間が作られてしまったようです。

 例えば、ゴミのポイ捨て。
 まず、道路に物を捨てるということに、恥を感じる人がどれだけいるでしょうか?
 『みんな捨ててるから、いいじゃないか。』という感じですか?
 『捨てるところがないんだから、分かってくれよ。』ですか?

 例えば、自動車の運転。
 右左折したり、車線変更時に方向指示器を出さない人が増えてきました。
 『めんどくさいんだよ。出さないのは俺一人じゃないから、いいじゃないか。』という感じですか?
 『俺の行く方向は、分かってくれるよね。』ですか?

 寛容な環境に慣れた人間は、寛容さを人に求めるようになります。
 寛容な環境に住むことは、ある意味「楽」ですが、私に言わせれば一種の「堕落」です。
 本当の寛容とは、「自分に厳しく、相手に寛容」なことだと思うんですけどね。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-29 10:00 | 日々雑感 | Comments(0)
 以前、ここでニコチンのソケットについてお話したことがあります。
 それについて、少し言い忘れたことがあったので、追加しますね。
 人間の脳内で神経ネットワークが作られるとき、その接続部分にアセチルコリン受容体という器官があって、脳は神経情報伝達物質アセチルコリンにより、活動を行うというお話をしましたね。
 ニコチンが、アセチルコリンの代わりに大量にかつ強烈にこの受容体を刺激するために、いわゆる中毒症状が引き起こされるわけですが、その受容体の数にも問題があります。

 一般に喫煙者のアセチルコリン受容体は、非喫煙者に比べて数が多くなっているのです。
 これは、増え続ける神経伝達物質(つまりニコチン)を受け入れて処理しようとする結果、そうなってしまうのですが、この「余分な」受容体はタバコをやめたとしても、生涯に渡り削減されることがありません。
 禁煙生活を続けていくと、この余分な受容体はいわば「眠り」につくのですね。
 そして、仮に喫煙を再開してしまうと、大量のニコチンを処理するために、眠りについていた受容体が覚醒し、短時間の内に「普通の喫煙者」に戻ってしまうのです。

 最もタバコを遠ざけなければならない人は、タバコをやめた人。
 ニコチン大魔王は、心の隙間をたくみに突いてきます。
 くれぐれもご用心のほどを。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-28 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)

ギターのテクニック

 私は中学、高校、大学と、ずっとバンドをやってました。
 専門はギター。クラシックから、フォーク、エレキギターまで、何でも弾きました。
 今日は、ちょっと変わった演奏テクニックのお話。

 普通のギターは左手で弦を押さえて、右手で弾くように作ってあります。
 (左利き用は逆で、弦の並びも反対になります)
 で、左手で握るところ(ネックといいます)には、細かい音階を表す区切り(フレットといいます)がついていて、フレットとフレットの間をきちんと押さえると、安定した音が出るようになっています。
 ギターは弦楽器なので、物理理論から逃げるわけにはいけません。
 およそどんなギターも、弦の中心が第12フレットと決まっています。
 よって、ここを押さえて弾くと、何も押さえていないときより、1オクターブ高い音がでるのですね。

 実は弦に触れるだけでも、音程を変えることができます。
 12フレット上に少し触って、弦を鳴らすと、「ポーン」と響く高い音がでます。
 こうして、弦に少し触れて弾き、故意に高い音を出すテクニックを「ハーモニクス」といいます。
 フォークの曲などでも、アクセントをつけたいときによく使われていますよ。
 このテクニックは、クラシック、フォーク、エレキ等、どのギター曲でも普通に使われます。

 さて、ここからはクラシック専用といえるテクニック。
 このハーモニクスは、どこも押さえていない弦(開放弦)のある特定の位置を触れることによって、倍音(ハーモニクス)を出すものですが、自分で弦の長さを変える(つまりフレットを押さえる)ことにより、任意の音の倍音(ハーモニクス)を得ることができるんじゃないかと考えるわけです。
 
 左手は任意の位置のフレットを押さえて、右手の人差し指で弦の倍音位置に触れ、中指もしくは薬指で弦を弾きます。
 非常に難易度の高いテクニックですが、キレイに決まると、柔らかいオルゴールのような音色が得られます。
 私もレコードで一回しか聞いたことがありませんが、とてもいい感じです。
 このテクニックは、アルモニコス・オクターバドスとか呼ばれるものですね。

 さて、最後はエレキ・ギターです。
 ギターソロの中で、非常に高い「ピィーン」とか「キィーン」などという、どっか吹っ飛んだような音がたまに混じることがあります。
 これは、わざとこのような音を出している場合と、出ちゃった(笑)場合があるんですが、プロの演奏の場合は、故意に出していると思って間違いありません。
 これは、ピッキング・ハーモニクスとかオーバー・トーン(私はこっちで呼んでた)と呼ばれるテクニックです。
 ピックで弦を弾く瞬間、親指の先などに「ちょっと」ぶつけて、わざと倍音を引き出します。
 これはキマると非常にかっこいいんですが、なかなか自由に出すことが難しいですね。
 私も使ったことがありますが、「偶然出ちゃった」が多かったです(笑)。

 ギターもいろんなテクニックがあります。
 こんどギター演奏を聞く機会があったら、こんなこと考えながら聞いてみて下さい。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-27 10:00 | 楽器 | Comments(0)

携帯ラジオ

 2000年9月11日。
 この日、私は仕事で滋賀県の方に日帰り出張していました。
 元請会社の人と、私、そして私の部下の3名でした。
 帰りの高速バスの中で、いつものように携帯ラジオを取り出し、何気なしに番組を聴いていたところ、天気に関するニュースが流れています。
 
 雨は依然降り続いており、名古屋へ近づくほどに雨足が強くなっている感じはしていました。
 そう、この日は東海集中豪雨の被害が出た日だったんです。

 ラジオを聴いていると、交通情報を流していました。
 何と、鉄道関係は一部地下鉄を除いて、全面ストップ。
 部下の女性は名古屋駅から更に1時間以上かけて三重まで帰らなければならなかったので、近鉄線とJR線のストップは、「お泊り」を意味する事態でした。
 ラジオを聴いていた私は、すぐに彼女に事態を説明。
 すると、「えーっ!ホントですか?」と、にわかに信じられない模様。
 バスはまだ愛知県に入っていません。

 私はすぐに携帯電話で事務所の上司に連絡し、事務所近くのビジネスホテルを押さえてもらうように頼みました。
 幸い、空き室があり、ほっとしたのを覚えています。
 名古屋駅に到着すると、「帰れない人達」で駅ビル内はラッシュのような混み具合。
 彼女は、「(私が)ラジオを聴いていてくれたおかげで、最悪(駅で野宿)の事態は避けられた。」と言っていました。
 後日、この日の状況をいろいろな友人・知人としたところ、私がホテルを押さえた、ものの30分後には、名古屋市内のビジネスホテルの空き室は、ほぼゼロになっていたということがわかりました。

 元はといえば、野球中継を聞くために持ち歩くようになった携帯ラジオが、思わぬところで役に立ちました。
 インターネットもいいけど、手軽なリアルタイム情報ツールであるラジオも捨て難い。
 今日も私のカバンの中には、携帯ラジオが入っていますよ。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-26 10:00 | 日々雑感 | Comments(0)

幼児虐待

 先日、知り合いのママがいるカラオケスナックに行ってきました。
 自分からそんな場所に行くんだから、ある程度の煙害は覚悟の上。
 入る時間も工夫します。
 その店は、早い時間がわりと空いてるので、開店後すぐ位に入店しました。
 実際入ったのは、開店後15分くらい。
 誰もいない状況を期待したのに、もう来てタバコ吸ってる「おやぢ」がいやがるっ。
 そいつは、すんごいチェーンスモーカーで、3分ごとにタバコに火を点けるんだよね。
 ええかげんにせぇよ!と思いつつ、俺がカラオケを歌い始めたら、(どうやらうるさいのがイヤらしく)早く退散してくれてありがたかった。

 次に来たのはノンスモーカーのおっちゃん。
 これは別にOK。

 そうこうしている内に、問題の3人連れがやってきた。
 水商売上がりの30代の女性が2人に、なんと子連れ!
 2歳の女の子(どっちかの娘らしいが)を、こんな場所に連れてくる親も親だ。
 しかも、2人の女性に挟まれるように座ったその子のそばで、この2人の女はタバコを吸い始めやがった。
 いったいどういう神経してんのか、まったく不明。
 片方の女性(その子の親ではないほう)は、俺の知ってるヤツだったから、一言注意をしてやった。
 「だめだよ。子供のそばでタバコ吸っちゃ!」
 ってね。

 そしたら、その女曰く、
 「あ、この子はいいのよ。」
 (゜Д゜)はぁ? 何がいいの?

 ま、店の煙濃度も俺のガマンの限界を超えてきたから、すぐ店を出たんですがね。
 今日も、こういうテーノーの大人たちによって、いたいけな命が傷つけられているんだな。
 居酒屋やスナックに小さな子供を連れて行きたがるバカ親は、ハッキリいって幼児虐待だよ。
 彼らの肺と歯茎は、確実に灰色になっていく。(嗚呼)
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by ex_kazaguruma | 2003-09-25 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)

ラ・クカラーチャ

 「ラ・クカラーチャ」とはスペイン語で「ゴキブリ」のこと。
 でも、表題に「ゴキブリ」って書くと、全然受け付けない人がいるかもしれないので、違う言葉で書いてみました。(^^;
 今日は人類の天敵(?)、ゴキブリ考だぁ~!

◆先住民
 彼らはこの地球上じゃ人間よりずーっと先輩で、何とおよそ2億8000万年前からいたといわれてる古い種族。
 昆虫類の中でも、トンボに次いで古いらしい(トンボはおよそ3億6000万年前)。
 (以前はトンボより古いんじゃないかと考えられていたけど、羽をたたむことができるなどトンボより進化していることがわかったらしい)
 この日本には、2億年位前からいたんだって。
 人間は100万年くらいだから、桁違いの大先輩。( ̄▽ ̄;
 撲滅なんて不可能なわけだ。

◆意外に種類が…
 ゴキブリは世界中で3,500種類くらいがいて、まだわからない種が500~600種はいるって考えられている。(だいたい昆虫自体の種類も正確にはわかってないんだけどね)
 この日本にも40種類くらいがいるんだって。(けっこう多い?)
 ほとんどが人間世界とは隔絶された場所(森や林)で生息しているんだけど、人家に入ってくる種類は10種類くらいだそうだよ。 
 ちなみにオーストラリアには、ライナ・コックローチ(Macropanesthia rhinoceros)っていうのがいるそうな。
 これはユーカリの林で生活する種で、餌もユーカリの枯葉しか食べない。
 現在では希少種だけど先住民は食用にしていたそうな。(日本でもイナゴを食べたりするが…)
 最近ではペット(ぉぃぉぃ)として飼う人もいるらしいんだけど、特筆すべきはそのデカさ。
 日本のゴキブリは1gくらいなんだが、それは30gもある。( ̄▽ ̄|||;
 大きさも手のひらくらいあるが、幸いなことに羽はない。(そんなにデカきゃ飛べんわな)

◆ある意味、完成された生物
 ゴキブリのあのデザイン(?)は、地上に出現したときからほとんど変わっていないらしいんだね。
 言い換えれば、「変える必要がなかった」ということだろう。
 それほどに完成されたデザインといえる。
 じゃ次は、ゴキブリのスーパーな能力についてだぁ!

◆見よ!この能力を
 ・速いぞ
 ゴキブリは、数ある昆虫の中でも、足の速さはナンバーワン。
 仮に自動車くらいの大きさだとすると、時速200km以上で走れるんだって。
 それに足の能力自体も桁違い。
 やつらの足の付け根には、体液を循環させるポンプのような器官があって、より多くの酸素を筋肉に供給できるんだ。

 ・壁も登れる
 足のツメの間から粘液を出して、壁でもどこでも登れる。
 だから、ホコリっぽい場所は嫌うんだと。

 ・隙間も平気
 また、早く動くだけでなく、狭い隙間にももぐりこめる。
 これはやつらの平たい体形にもあるんだけど、ホントの秘密は骨格(外骨格だけど)にある。
 やつらの骨格は、そのつなぎ目(関節?)がゆるくできてて、自由に体の薄さを変えられるからなんだ。

 ・核戦争が起きても
 ゴキブリは、人間の致死量の16倍もの放射能を浴びても平気。( ̄▽ ̄;
 核戦争後に生き残るのは、ゴキブリくらいか…(--;

 ・餌がなくても
 やつらは「飢え」にも極度に強いのだ。
 ゴキブリは身体に脂肪が蓄えられる(ツブしたとき白いのが出たのを見たことがあるでしょ?)ので、水さえあれば1ヶ月くらいは平気なんだって。
 飲まず食わずでも、2週間位は生き続けられるそうだよ。
 ある意味、省エネ生物かも。(--;;;

 ・何でも食えるぞ
 ゴキブリは雑食性で、人間が食べられるものは全て食べられる。
 また、絵の具や石鹸なども餌にすることができる。Σ( ̄▽ ̄;!!!
 また、髪の毛も大好きで、たった一本食べるだけで、1週間くらいは生きられるそうな。

 ・足が取れても
 ゴキブリの足は、それぞれの独立性がとても高い。
 だから、一本くらい失ってもそれでバランスを失うことがないんだ。
 走る速度が多少遅くなるくらいで、日常生活(?)には支障がないんだって。
 
 ・頭がなくても
 ゴキブリには脳が2つある。(一つは正式の脳ではなく、神経の塊みたいのだけど)
 だから仮に頭部を破損しても、出血(?)さえ止まれば生き続けることが可能なんだって。(゜Д゜;;;
 ま、頭を破損すると口がなくなっちゃうから、そのうち餓死しちゃうんだけどね。(生殖活動くらいはできるかもしれんな)

◆でも洗剤には弱い
 いっとくけど、これは洗剤に毒性があるからじゃないんだ。
 洗剤がゴキブリの体表面の油膜を溶かして、呼吸する穴(気門という)を塞いでしまうから。
 要は、窒息死ですな。
 あのゴキブリが一瞬で昇天するほどの毒が、中性洗剤に含まれているんじゃないかと、内心ビビッていた奥様方、ご安心あれ。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-24 10:00 | 虫くんたち | Comments(0)
 禁煙を開始するのに、思い立ったが吉日ですぐに始めちゃう人もいるかもしれません。
 でも、ちょっと待って。
 成功しやすい禁煙を目指すなら、きちんと計画を立てましょう。
 何しろ、何年も(時には何十年も)生活を共にしてきたタバコと縁を切るのですから、それ相応の禁煙スケジュールを立てないと、タバコという悪魔はそうそうあなたを解放してくれはしません。
 禁煙へのスケジュール立ては、一般に次のようにすると良いでしょう。

 1.禁煙を開始する日を決めよう
 禁煙は始めてから2~3日後がいちばん辛いといわれていますので、その時期に仕事等のストレスがかからない日を開始日に選びます。
 週休2日制の人なら、週末の金曜日の夜から開始というパターンが理想的です。
 あと、女性ですと生理の前後にはタバコが強く吸いたくなる人がありますので、そのときをうまく外すようにするとよいでしょう。
 なお、1週間ほどの準備期間があったほうがいいので、「明日から開始」というのもお勧めできません。

 2.タバコ、禁断症状、禁煙テクニックなどを勉強しよう
 今は、インターネットなどで、タバコや禁断症状について詳しく説明しているサイトがありますし、禁煙補助剤についても、製薬会社のオフィシャルなページもあります。
 知識武装はなるべくあったほうがいいので、禁煙開始日までにしっかり勉強しておきましょう。
 特に高橋裕子先生は、禁煙指導界のビッグネームなので信頼できます。

 3.禁煙方法にこだわらないようにしよう
 結局、タバコがやめられればいいので、何も使わない禁煙にブランドイメージを持たないほうがいいです。無理して何も使わない禁煙を続けてみても、ガマン大会になってしまって長丁場を乗り切るのが非常に困難になります。
 もし、何も使わない禁煙が自分にとってそれほど無理がないものであれば、そのまま続けてもいいです。最初は何も使わずに禁煙してみて、危なくなったらニコチンガムなどを使い始めてみるのでもかまいません。
 もちろん、最初から禁煙補助剤をしっかり使って禁煙する方法もいいのです。
 禁煙による禁断症状の軽重は、人によってかなりの差があり、出てくる症状も個人差がありますので、自分にあった禁煙方法を見つけていくことが大切なのですね。

 4.禁煙前夜
 禁煙開始する日までに、ニコレットは買っておいてください。
 使っても使わなくてもいいから、手元に持っていることが大事です。
 最初から禁煙補助剤を使って禁煙するスケジュールを立てた人は、スターターキットを、使うか使わないか分からない人は、最小のパッケージを買うと良いでしょう。
 また、禁煙開始する日までに、段階的にタバコを減らしたほうがいいという人もいますが、私は特にその必要はないと思っています。
 どうせその日が来たらスパッとやめてしまうのですから、未練を持たないように目一杯吸ってしまうのも方法論としてはありだと思います。

 5.禁煙が始まりました
 禁煙開始して、最初の3時間あたりがひとつの山場です。
 何も使わない禁煙だと、このあたりからくじけそうな喫煙欲求が始まります。
 ただ、本当に吸いたいと思う時間はほんの2~3分。
 この時間をいかに乗り切るかが成功へのカギですが、あまりに辛いようならぜひ禁煙補助剤を使うことをお勧めします。

 これから数ヶ月、波のように襲ってくる禁断症状との闘いになります。
 長丁場ですが、くじけないようにしましょう。
 タバコは必ずやめられます。がんばって下さいね。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-23 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)
 喫煙権と嫌煙権のぶつかり合いが取りざたされて久しいですね。
 一般に、喫煙者と嫌煙者がうまくやっていくためには、喫煙マナーを守ることが重要だといわれています。でも、この喫煙マナーというのは、具体的にどういうことなのでしょうか?
 呪文のように唱えられる喫煙マナーについて、もう一度考えて見ましょう。

 まず、何のため、誰のために喫煙マナーを守る(発動する)のかということです。
 食事のマナーでも、それを守るのは「周りにいる人を不快にさせない」ということが大きな理由です。
 マナーとは、それを受け止める側を「不快にさせない」ということで、初めて「マナーを守っている」と理解されるのですね。
 よく、喫煙するときに「吸っていいですか?」と聞くのがマナーだといわれます。
 これ、本当にマナーでしょうか? 私は違うと思いますね。
 私はこう聞かれたら、「すみません、煙が苦手なのでやめていただけませんか。」と答えるでしょう。
 「わかりました。」と言ってくれる喫煙者もいますが、イヤな顔をする喫煙者もいますし、中にはそのままタバコを吸い始める「日本語が理解できない喫煙者」もいます。
 だいたい、タバコとライターを出しといて「吸っていいですか?」はないでしょ?

 喫煙マナーは、実はたった2つしかありません。たった2つです。
 これを守れば、ほとんどの場面での喫煙マナーは大丈夫でしょう。
 (一部例外はある(※1))
 まず、一つ目。
 タバコは、あなたのタバコの煙を吸い込むことに「完全に同意した」ことが明示的に確認できている人の前意外では火を点けない。
 そして、2つ目。
 喫煙によって発生するゴミは、当事者の手によって始末されること。
 この2つです。

 どうですか? 歩きタバコがダメだとか、混みあったカウンターでタバコを吸っちゃダメだとか、小難しいことはいらないんですよ。
 このマナーを守ると、あなたは「見えない喫煙者」なることができるでしょう。
 本当にマナーを守る喫煙者は、「…だから吸っていいんだ」という愚かしい「言い訳」を口にすることはありません。
 ・屋外だから煙が飛散するから吸っていいんだ。
 ・自分は上の人間で特権があるから吸っていいんだ。
 ・食後に吸うのは喫煙者の自然の摂理だから吸っていいんだ。
 ・お酒とタバコはセットだから吸っていいんだ。
 ・自分の仕事を全うするためにタバコが必要だから吸っていいんだ。
 ・ガマンできないから吸っていいんだ。(笑)

 「そんなことをいってたら、吸う場所がなくなるじゃないか!」
 とお思いの喫煙者もいるでしょう。
 いえいえ、あなたが今まで喫煙していた場所は、もともと吸うべき場所ではなかったというだけのこと。
 「…だから吸っていいんだ」という愚かしい言い訳によって個人的に解釈した「吸っていい場所」に過ぎなかったんですよ。
 本当に吸っていい場所は、本来少ないものだったのです。

 人前での喫煙マナーで、いちばん簡単で最も喜ばれるのは何だと思います?
 もちろん、喫煙者なら誰でもできます。
 それは「吸わないこと」です。

 (※1)
 あなたの髪や服に染み付いたタバコ臭にも反応してしまう人がいるからです。
 この場合は、自分の部屋でのみ喫煙し、外出時は服を着替えるとか、シャワーを浴びるなどの配慮が必要となるでしょう。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-22 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)
 私は以前より、「ニコチンに対するソケット」という呼び方をしていますので、あたかも「新しくソケットという“器官”が作られる」というふうに解釈されている方もあるかと思います。
 広い意味ではこの解釈は正しいけれども、もう少し踏み込んで説明しますね。

 人間の脳細胞は、神経によってつながっており、ネットワークを構築しています。
 いわゆる「有線」でつながっていると思われていますが、完全な有線ではないのです。
 実は、脳細胞どうしがつながるまさに「つなぎ目」には少し隙間があって、その間を信号伝達物質アセチルコリンが飛んで信号が伝達されています。
 ちなみに、神経のつなぎ目は「アセチルコリン受容体(アセチルコリン・レセプター)」と呼ばれています。
 脳はこの物質を使って活動しているのですね。

 タバコを吸うと、血中からニコチンが脳内に入っていきます。
 ニコチンはアセチルコリンとよく似た分子構造を持っているので、アセチルコリン受容体はニコチンをアセチルコリンと間違えて受け入れてしまうのです。
 ニコチンはアセチルコリンよりも強い刺激を与えることが可能なので、脳は一時的に「フル・スロットル(アクセル全開)」状態になるのですね。
 脳はこの状態を「気持ちいい」状態として、終生記憶します。
 タバコを吸うといい気持ちになったり、良い考えが浮かぶようになるのは、これが原因です。

 しかし、タバコのニコチンは大量にかつ急激にアセチルコリン受容体に襲いかかるため、本来アセチルコリンの刺激だけで活性化できる受容体は感度が鈍くなってしまい、ニコチンによる刺激でしか活性化しなくなってしまいます。
 これが、「脳がタバコを要求し続ける」メカニズムですね。
 私が比喩的に言っている「ニコチンにはまるソケット」は、具体的にはアセチルコリン受容体であり、人間なら誰でも持っている器官です。
 ただ、一度ニコチンに襲撃された受容体(脳)は、その多幸感を忘れません。
 禁煙するとニコチンが途切れるため、アセチルコリン受容体は神経伝達物質を失ってしまうのです。
 この受容体が本来のアセチルコリンに反応するように回復するまで、少なくとも1週間以上はかかるといわれていて、その間は眠気やけだるさなどの禁断症状がその人を襲うのです。

 禁煙状態とは、「ニコチンの強烈な刺激を記憶した受容体に、本来の仕事をさせている」ともいえるでしょう。
 よって、何十年禁煙していても、ものの数本吸うだけで、アセチルコリン受容体はニコチンの快楽を思い出してしまうのです。
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by ex_kazaguruma | 2003-09-20 10:00 | タバコ関連 | Comments(0)