虹色のかざぐるま windmuehle.exblog.jp

思いつくことを思いついたときに。心のかざぐるまをまわそう。


by ex_kazaguruma
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

8年越しの…

 私は大学卒業以来ずっと、情報処理関係の仕事を続けている。いわゆる今でいうIT業界である。
 一方、私が現在勤めている会社は3つ目である。
 実は2つ目の会社を辞めるとき、非常に悔しい思いをした。
 2つ目の会社は1980年代前半に名古屋に営業所を構えた。私はその創成期から携わり、20年近く勤めたが、8年前、かの営業所は私をはじき出しにかかったのだ。
 ことの経緯を詳しくは書かないが、私の客先は比較的大手で、3~6人で開発にあたるという“プロジェクト形式”を採っていた。大きな金額が動く反面、リスクも高い。が、プログラマーではないシステムエンジニアとしての作業を経験できることが大きなメリットである。
 将来、営業所がさまざまな物件を扱っていく上で、プログラマーの集団では全くお話にならず、ぜひともSE作業より上流工程の仕事を受注できるスキルを営業所の構成員が付けておく必要性を強く感じていたのである。

 ところが営業所のトップの判断は私とは違っていた。とりあえず日銭を稼ぐために、時間精算で請け負える仕事に切り替えるべきだと判断したのだ。もちろん、私も一部は時間精算業務が必要であるとは思っていた。
 が、大きなお金を動かす(つまり営業所から見れば何ヶ月も先の資金繰りが難しい)物件を扱っている私は“営業所のベクトルと異なる仕事をする邪魔者”となっていたのである。
 彼らは、私の手足となる人材をことごとく時間精算の業務にはめ込み、私の制御下から奪い去って行った。当然私は手下がいなくなるわけであるから、客先から物件を受注することができない。
 最後に彼らは私に「営業をするな(つまり、仕事を取ってくるな)。」と言ってのけたのである。
 つまり、私を通して仕事を営業所に入れるのではなく、そういう話があれば営業部長に話を上げて、部長が直接話しをするということなのだ。
 客先から私にこんな愚痴が出るようになった。
 「あなたのところの部長が来て話をしたけれども、どの物件も請け負ってもらえない。いったいどうなっているのか?」

 これには私もあきれ返った。つまり、営業所の方針は「私の客先は営業所の方針と合わない。だから話は聞くが受注はしない。」という、ふざけたものだったのだ。挙句の果てに、私自身をその客先から引っぺがし、別の時間精算のところに入れようとした。扱う物が全く異なったことで私はノイローゼ気味になってしまい、しまいには「できないなら辞めてくれ。」と最後通告を受けたのだ。

 幸い、私の客先が個人発注してくれることになり、私は自営業になった。もちろん、最終的には就職するつもりだったが、40歳を越えていた私にそうそうすぐに就職先があるわけではなかったので、この客先の提案はありがたかったのだ。
 それから何年か後、私は今の会社に就職し毎日忙しく開発作業に追われている。





 私に一本の電話がかかってきた。以前、私をはじき出した一味の一人からだ。
 話を聞くと、この超急降下の景気の波をモロに受けて、営業所が終焉に向かっているということだった。その男ももうすぐ退職の運びとなるようだ。聞けば、退職後は自分で作業する(つまり自営)という。どうやら私がまだ自営業をしていると思ったらしい。腹の底では「いっしょに仕事を」もしくは「私の客先を紹介してくれ」あたりが本音にあったのだろう。
 一時は次期営業所長の呼び声もあったが、最後は哀れなものである。

 いまここで言わせてもらう。
 8年経って、はじき出した人間にお伺いを立てるなどという恥知らずなことがよくできるな!と。
 あまり人を舐めるなよ!

 8年越しのざまぁみろ!だ!!

[PR]
by ex_kazaguruma | 2009-02-11 10:00 | 日々雑感 | Comments(0)