虹色のかざぐるま


おあいそ!

《Part-1 回転寿司店にて》
 「ちょっと!おあいそして!!」
 「はい! ありがとうございます! カウンター15番さん、おあいそお願いします!」
 「はーい!」
 この一連の会話は、日ごろ回転寿司店で聞かれる、ごくごく一般的なやり取りです。
 ところが、この会話に大きな間違いがあることに気付かれた方がいらっしゃるでしょうか?

《Part-2 君は間違っている!》
 それは、お客が言った「おあいそして!!」の部分ですね。
 このお客、通ぶって「お勘定」のことを「おあいそ」とヌカしていますが、お笑いのネタにもならない間違いを犯しています。

《Part-3 なぜ間違いか?》
 この「おあいそ」の語源について、有力な説は「愛想尽かし」から来たというものです。
 この言葉は本来、女性から男性に言う「愛想尽かし」が語源で、それをもじって店側から帰るお客に対し「はなはだ愛想尽かしなことでございますが…」と言っていたという説。
 それがつづまって「おあいそ」になり、間接的に「勘定」を意味するようになったというもの。
 確かにいきなり店側が「勘定!」っていうと、追い出すような感じを与えちゃう。
 他にも諸説あるようですが、共通しているのは、すべて「店側」の使う言葉だということ。
 つまり、客がお店に対して言う言葉ではないのです。

《Part-4 蔓延する間違い日本語》
 最近は子供でも回転寿司屋に出入りしているので、大人が使うこのような「間違い日本語」をマネして使うようになるのは想像に難くありません。
 例えば、お茶のことを「あがり」といってみたり、醤油のことを「むらさき」といってみたりですね。
 これらの言葉自体は、いわゆる業界の隠語で間違いじゃないんですが、客側が使う言葉ではないわけです。
 昔の高級な寿司屋じゃ子供の目なんて気にしなくてもよかったんですが、回転寿司屋ではそうはいきません。
 これまで以上の「言葉の正確さ」が大人に要求されているようですが、あなたは大丈夫ですか?
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by ex_kazaguruma | 2003-10-23 10:00 | 日々雑感 | Comments(0)

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